大村クリニックで治療を行う3つのポイント

糖尿病専門医による治療

元来、糖尿病治療は一般内科で行われていました。
糖尿病の研究がまだそれほど進んでいなかった時代には、糖尿病の治療は、「この薬から試してみましょう」というような画一的なものでした。

具体的にいうと、まず血糖値とHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)値を下げることを目標とする・・・

これは“病気”の治療ではあるのですが、個々の“患者さん”に対する治療としては万全とはいえません。

ひとつのパターンの投薬治療を長く続けてしまうという「怖さ」と背中合わせにもなってしまいます。

糖尿病専門医は、薬を減らしてよい、あるいは止めてよいタイミングを見逃しません。
糖尿病専門医は、豊富な知識と経験に裏打された治療を提供します。

「この患者さんの糖尿病は、どのような特徴を持ったものなのか」
「これまでの経過から推して、この先どのような変化が起こりうるか」

患者さん一人ひとりについて、常にそのことを考えながら治療法を選択していきます。

安心のオーダーメイド治療

血糖値とHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)値を下げることだけを追いかけてしまうと、薬の量が増えていく傾向に陥りやすくなります。
そうすると今度は、低血糖のリスクが増してきます。

糖尿病の薬のある種類のものは、使える量に、年齢に応じた上限があります(経口血糖降下薬だけでも7種類のタイプがあります。)。

年齢・性別・体格・インスリンの分泌量などが違う一人ひとりの患者さんについて、
「どの薬を使うか」
「どの薬とどの薬を組み合わせるか」
「どのタイミングで薬を減らす(止める)か」
・・・その患者さんの糖尿病の特徴・経過を十分に踏まえて薬を選択します。

また、糖尿病の治療には、投薬治療と並んで、栄養療法、運動療法も欠かせません。
糖尿病専門医が常勤している大村クリニックには「管理栄養士」も常勤しています。
糖尿病の知識と経験が豊富な「看護師」もそろっています。

一人ひとりの患者さんに、オーダーメイドの栄養指導・運動指導を提供します。

糖尿病の治療を複雑にしている要因の一つとして、薬の種類によって服用する(飲む)タイミングが様々であるということもあげられます。
「食前」「食後」のほかに「食直前」「食直後」など・・・
お仕事が忙しくて、食直前の薬をつい飲み忘れてしまうということがあってはいけませんので、患者さんの仕事と生活にも配慮したオーダーメイドの処方を心がけます。

当日に結果が分かる検査

お仕事が忙しい働き盛りの年代の患者さんにとっては、通院すること自体が負担となることでしょう。

一週間後や一か月後に、検査の結果を聞くために再来するという患者さんの負担は無くすべきと、大村クリニックは考えます。
そこで大村クリニックは、

糖尿病の検査に欠かせない血液検査はもちろん、
一般内科のレントゲン検査も当日に結果が分かる体制を整えています。

30分程度お待ちいただいて、今日現在の検査結果に基づいた病状と治療方針を説明することで患者さんの納得性が高まり、安心して、食事・運動・お薬をがんばっていただけると考えます。